クラウド会計を導入すべき?導入支援・サポートで課題を解決!


目次
2022年、電子帳簿保存法の改正に伴い帳簿や国税関係書類だけでなく、日々の会計業務で発生する領収書や請求書などの取引情報もデータ化する流れの中で、クラウド会計だけでなく経理関連業務全般のクラウド化が進んでいます。2023年のインボイス制度に対応した請求書発行や会計処理においてもクラウド化導入に拍車がかかっています。
会計業務をクラウド化すれば、経理業務は効率化されます。
金融機関とAPI連携できるからでしょ?AI学習が働くからでしょ?と思われがちですが、実はそれだけではありません。会計周りの諸業務も合わせてクラウド化することで経理の業務間をつなぐ手入力が圧倒的に削減され、経理業務は2分の1にも、3分の1にも効率化できると言われています。
むしろ、電子帳簿保存法・インボイスなどの新しい税法に対応するには、今までの業務を圧縮しないと難しいところです。
キークレア税理士法人は、“MFクラウド公認プラチナメンバー“ ”MFクラウド プロフェッショナル“として、実務に寄りそうMFクラウドシリーズの運用を得意としています。
これから使う方、使ってはいるけどしっくりこない方、是非一度キークレアにご相談ください。
クラウド会計とは?
クラウド会計とは
クラウド会計とは、インターネットが使える環境さえあれば、専用端末でなくても、いつでもどこでも利用できる、会計システムのことを指します。クラウド会計を利用するためのソフトをクラウド会計ソフト、または、クラウド型会計ソフトと呼んでいます。
従来の会計ソフトは、1つのパソコンにアプリケーションをインストールし、会計データを打ち込み、パソコンにデータを保存するというものでした。
ライセンスを複数購入しても、データは1つなので同時に入力できるのは1人というソフトがほとんどでした。
クラウド会計の特徴
クラウド会計には大きく2つの特徴があります。
まず、ソフトウェアの購入、アプリケーションのインストール・バージョンアップ、データ保存が不要という点です。インターネット接続環境と、パソコン、またはタブレットがあれば、いつでもどこでも利用できます。
そして、とても魅力的な特徴として、金融データが自動で取り込まれ、そこにAI学習が働きます。
主流のクラウド会計ソフトでは、インターネット上から銀行口座・クレジットカード・レジ情報など様々な金融データを自動取得することができます。
金融データだけでなく、シリーズで利用すれば売上(売掛)・給与・経費・仕入の仕訳も手入力不要です。手入力不要という言葉には「会計資料の準備がいらなくなる」「入力ミスのチェックや修正がいらなくなる」という業務効率化が潜んでいるところもポイントです。
代表的なクラウド型会計システムは、「弥生会計」「マネーフォワードクラウド」「freee」です。
2022年のシェアではこの3社が90%以上を占めています。従来の会計ソフト会社もクラウド版をリリースしていますが、まだまだ利便性に欠けるという感想をよく耳にします。
使い慣れたソフトからの変更に抵抗を感じるかもしれませんが、同時に同じ画面を見てサポートを受けることが出来るところもクラウド型のいいところです。
キークレアでは、マネーフォワードクラウドに特化し、しっかり伴走、いや!牽引いたしますので、ご安心してお任せください。
クラウド型とインストール型の違い
クラウド型会計ソフト
- ダウンロードやバージョンアップが不要なのですぐに利用可能
アカウントIDを作成、パスワードを設定すればすぐに利用可能です。
今まで使用していたソフトからのデータ移行は、どのシステムであってもコツがいるのでプロへの依頼をお勧めします。 - 費用は月額または年額制
基本料金は、月払いとお得な年払いで選べます。
従量課金部分は、ご利用分だけ月払いです。
マネーフォワードは、直接お客様にクレジットカードで決済していただくようになっています。 - インターネット環境があれば、いつでもどこでもアクセス可能
ソフトもデータもクラウド保管なので、端末を選ばすインターネットがつながれば世界中どこからでも利用可能。
ダウンロード型ソフトは、端末の紛失・破損による会計データの消失リスクを常に抱えていますが、クラウド型なら安心です。 - 法改正にも自動で対応
常に最新の状態でご利用できます。
法改正やバージョンアップがあったからと言って追加料金の発生はありません。
インストール型会計ソフト
- パッケージ購入やダウンロード購入で指定したパソコンに直接ソフトを取り込みます。
ソフトの購入時のみしか費用がかからないため、基本的に月額料金がかかりません。 - オフラインで会計業務を行います。インターネット環境がなくても利用可能です。
- 法改正に自動対応していないため、必要に応じてソフトの買い直しもしくはバージョンアップに追加費用が発生します。
クラウド会計を導入するメリット
メリット
- 手入力が減少するため、入力だけでなくチェックにかかる労力も削減できます。
- 入力に使用する資料の準備業務も減り、経理・会計業務が効率化します。
- 場所や端末を選ばず、複数人で同時に利用できるため、他のスタッフのスケジュールに影響されず、スムーズに業務を進めることができます。
- 税制改正も自動でアップデートされるので、アップデートのスケジュール管理やアップデート作業が不要です。
- 銀行口座・クレジットカード、クラウド型のレジデータ等が自動で取込み可能です。
入力資料準備のための印刷・コピーが不要になります。 - クラウドサーバーでバックアップがとられているため、それぞれのPCに保存するのに比べてデータ消失リスクが低くなります。
- 税理士との資料や入力されたデータのやり取りが同時に進行するため、データ共有の作業がなくなります。
上記のメリットを踏まえ、下記の方にはクラウド会計をお勧めします。
- 過去の経営実績をスピーディに確認して、経営判断をタイムリーに行いたい。
- ネットバンキング・クレジットカードでの決済が多い。
- 経理スタッフの採用・定着に苦戦している。
クラウド会計導入における課題は導入支援・サポートで解決!
クラウド会計導入時の課題
データの損失が心配・・・
導入時にデータが消えたりしない?もう一回入力しなおすのは無理!!と思われる方も多いと思います。元々のデータを「移動させる」のではなく、「コピーデータを取り込む」イメージなのでデータが損失することは、基本的にはありません。
前のシステムの利用期間が1か月ほど残った状況で移行することをお勧めしています。
導入が心配・・・
前回のシステム変更のトラウマが・・・やっと今のシステムに慣れたのに・・・設定とか難しいのでは?というお声を頂きます。新しいことをスタートするのは何であれ不安に感じるかと思いますが、そのためのサポートをご用意しています。
自社に本当に必要かわからない・・・
本当に効率化されるの?うちの会社にもあってる??
ほとんどの事業の会計処理にマネーフォワードは向いていますが、どのくらい効率化されるかは色々な要素で変わってきます。最初にヒアリングさせてもらい、効率化されるか確認いたします。
導入作業やレクチャーの人的リソースがない
誰がやるの・・・?疲弊したスタッフの不満にならないだろうか?
実績のあるスタッフがサポートさせていただきますので、ご安心ください。
クラウド会計導入支援・サポートに強いキークレアにお任せ下さい!
キークレアのクラウド会計導入支援
- データの損失が心配・・・
導入時にデータが消えた・・・ということは300件以上導入してきて1度もありません。
始めの1-2ヶ月は前のソフトも利用できるようにしておくと安心です。 - お客様仕様に初期設定
ID・パスワードがあればすぐにでも使えます!
でも・・・「使える」と「使いこなせる」のでは大違いです。
今までの会計処理を考慮した導入・運用サポートはキークレアにお任せください。
実は、お勧めできない場合もあります。しっかり、状況をお聞きして効果を発揮する場合のみお勧めしていますのでご安心ください。 - 使い方のレクチャー(訪問・遠隔でサポート)
マネーフォワードには手厚いWEBマニュアルがあります。でも・・・手厚すぎて自社にいるものがわからない。何が出来るかもわかりにくいという一面も。
本当に必要な部分をわかりやすくまとめたオリジナルマニュアルをご用意し、ご希望によって訪問やZOOM、チャットワークなどでサポートします。 - 経理業務フローの構築
非属人化のために、ご希望があれば業務を可視化するサービスもございます。 - 導入後のアフターフォロー
使っていくうちに出てくる質問、不具合もあります。
キークレアは導入後の手厚いサポートもついてきます。 - 導入作業やレクチャーの人的リソースがない
業務改善に負荷はつきものですが、さらなる負担にスタッフさんは耐えられるでしょうか・・・。
プロのサポートでなるべくスムーズな移行を実現します。
キークレアの導入サポート料金
キークレアでは、どのクラウド会計ソフトも切磋琢磨し、システムの機能に大きな差は生まれないのではないか。という考えのもと、マネーフォワードクラウドに特化し極める道を選びました。
「MFクラウド公認プラチナメンバー」「MFクラウド プロフェッショナル」として、マネーフォワードを使用する税理士事務所の中でもレベルの高いサポートが可能です。
マネーフォワードクラウド以外のシステムのサポートは基本的には行っておりませんので、ご注意ください。
導入・サポート費用は、5万5千円(税込)~ となっており、お見積りが必要です。
※規模・導入システム数などにより変動します。
※MFクラウドシステム利用料金が別途必要です。
マネーフォワードクラウド会計の特徴
MFクラウドの特徴
- 取引明細の自動取込みで手入力を大幅に削減
- 一度仕訳の登録を行うとAIが仕訳ルールを自動学習
- 税制改正に合わせて自動アップデート
- 2022年1月の電子帳簿保存法の改正にも対応
- 2023年10月のインボイス制度対応
クラウド会計ソフトの導入手順
クラウド会計は、インストールが不要です。インターネット環境とパソコンやタブレット・スマホがあればすぐに利用スタートできます。
インストール型からクラウド型への乗り換えは、経験豊富なプロにお任せください。
クラウド会計の導入手順
- ゴールの明確化:目指す全体像を明確化し、必要な機能や特性、必要なコストを確認します。
- セットアップ:データの箱を作ります。
- データの移行:現在の会計システムから必要なデータをエクスポートして、移行します。
- 設定:利用機能・従業員のアカウントと権限を設定します。
- 連携:システム間、また外部データと連携します。
- チェック:設定が完了したら、確認・調整し、利用者に対して基本の操作を伝えます。
クラウド会計の導入は決して難しいものではありませんが、導入にあたり、要件や予算に合わせたカスタマイズが効果的です。専門家のサポートをお勧めいたします。
クラウド会計の導入で利用できる補助金
IT導入補助金とは
中小企業・小規模事業者様を対象に、ITツール導入の費用の一部が補助されます。
業務効率化・売上アップをサポートしするだけでなく、電子帳簿保存法・インボイス対応も見据えた企業間取引のデジタル化を推進し、経営力の向上・強化を図ることを目的する補助金です。
また、サイバーインシデントが原因で事業継続が困難となる事態を回避、サイバー攻撃被害が供給制約・価格高騰を潜在的に引き起こすリスクや生産性向上を阻害するリスクを低減することも目的としています。
クラウド会計導入に関するQ&A
クラウド会計を導入するメリットは何ですか?
クラウド会計の導入により、業務の効率化や生産性向上が期待できます。
経営判断に使用する数字をスピーディに把握することが可能となります。
クラウド会計を導入するには、どのような準備が必要ですか?
失敗しないためには、クラウド会計を導入する前に会計だけでなく会計につながる経理全体の課題の分析や、導入後のイメージが全体最適となるかの確認が必要です。
クラウド会計の導入費用はどのくらいですか?
クラウド会計の導入費用は、導入するシステムの種類や規模、機能、対象となる業務などによって異なります。
クラウド会計は、導入費用だけでなく、月額利用料やネット環境自体の保守費用、セキュリティ対策の費用も考慮する必要があります。
クラウド会計の導入による効果はどのくらいですか?
クラウド会計の導入により、業務の効率化や生産性向上が期待できます。
具体的には、日々の経理業務の効率化、リアルタイムでの会計状況の把握による事業の改善などが挙げられます。
クラウド会計を導入する際の注意点はありますか?
クラウド会計を導入する際には、情報漏洩やセキュリティ対策、データ移行のリスクなどに注意する必要があります。杜撰なアカウント情報の管理はハイリスクです。ご注意ください。
法人向けと個人事業主(フリーランス)向けの違いは何ですか?
法人と個人では、使用する勘定科目が異なります。
マネーフォワードの標準クラスでは大きく機能は変わりません。
法人向け
- 法人決済に関する機能が搭載
- 基本料内で利用できるユーザーが多い
個人事業主・フリーランス向け
- 利用料員が比較的低価格に設定されていることが多い
- 確定申告に対応
クラウド会計に興味がありますが、自社も導入すべきか必要か判断がつきません。
導入前にサービスやソフトの説明を詳しくできる。
どのような状況の事業者様にも、クラウド会計がベストです!ということは決してありません。
キークレアでは、お客様の状況をお聞きして、マネーフォワードの導入にどんなメリットがあるか、費用がどのくらいかかるのかなどをお伝えすることが可能です。
1時間の無料相談がございますので、お気軽にお問い合わせください。
マネーフォワード以外のクラウド会計導入支援も可能ですか?
キークレアでは、クラウド会計ソフトの中でもマネーフォワードに絞り機能の詳細把握に努めています。freeeのご利用をご希望の場合は、申し訳ございませんが、freeeに特化している事務所様にご依頼をお願いします。
キークレア税理士法人がクラウド会計の導入から運用までサポートいたします。
クラウド会計の導入により経理業務の効率化が図れる
経理業務の中で、データを紙にして、また紙からデータを作成してという作業を「今までもやっていたから」と毎月繰り返すことは良くあることです。
クラウド会計の導入を機に経理業務全体の見直しをお勧めします。
クラウド導入をスムーズに進めるなら専門家のサポートがおすすめ
税理士は、会計ソフトを使うのが得意だと思われがちですが、それは大きな間違いです。
数年前の我々もそうであったように、実はクラウド会計を使いこなせていない税理士事務所がたくさんあります。そして、担当の税理士事務所職員がクラウド会計に強い可能性も高くはありません。
クラウド会計に長けていても、伝えるのが上手か、伝える時間があるかも大事なポイントです。
クラウド会計導入の先任者からサポートを受けることをお勧めします。
キークレアができること・強み
キークレアグループは、お客様ごとではなく、ご案内内容ごとに専任者がご担当するのが大きな特色の1つです。
税務担当者が、申告の期限を気にしながら片手間にクラウドのサポートを行うのではなく、今までのたくさんの経験・実績を元にお客様ごとのベストをご提案・サポートしますのでご安心ください。