赤字を黒字にする方法とは?原因や対策を税理士が詳しく解説
目次
赤字状態とは、企業の支出が収入を上回り利益がマイナスになっている状態です。資金繰りがショートすれば最悪の事態になりかねません。
この記事でわかることは、赤字が続く根本的な原因と、赤字から黒字へ転換するにはどうするべきかという具体的なステップを記載しています。
経営改善のプロであるキークレアが、実践的な対策をわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までお読み下さい。
赤字が続く原因とは?
企業が利益を出せないのには、必ず理由が存在します。赤字が続く原因とは、大きく分けると以下の3つに集約されます。
- 売上が少ない
- 経費が多すぎる
- 売上総利益(粗利)が低い
次項より、これらの見出しに沿って、なぜそのような状況に陥ってしまうのか解説していきます。
①売上が少ない
売上が伸び悩む要因は様々です。例えば、提供する商品やサービスの価格設定が高すぎる、安すぎるといったケースがあり、価格が適切でないと顧客は離れてしまいます。
また、市場の変化に対応できず競合に顧客を奪われている場合や、人材不足で営業が不十分な場合も売上減少に直結します。キークレアのお客様でも、ターゲット層の再設定や営業体制の見直しによって売上がV字回復した事例を多く見てきました。
まずは自社の売上が上がらない真の課題がどこにあるのかを、的確に把握することが重要です。
②経費が多すぎる
どれだけ売上を確保しても、それ以上に経費がかかっていては必然的に赤字になります。
代表的な例として、売上に見合っていない過剰な人件費や、費用対効果をしっかりと検証せずに広告宣伝費にお金をかけすぎているケースなどが挙げられます。
日々の業務の中で、気づかないうちに不要な出費が膨らんでいないか、定期的な見直しが必要です。キークレアのお客様の中でも、徹底した固定費の見直しと削減だけで、見事に黒字化した事例は決して少なくありません。
③売上総利益(粗利)が低い
粗利が低い状態では、いくら必死に売上を上げても手元に利益が残りません。
主な原因としては、交渉不足などで仕入れ額が高い場合や、在庫管理が甘く商品の廃棄が多い場合などが考えられます。現在の仕入先の見直しや、ロスを減らすための社内オペレーションの構築が急務となります。
粗利率の改善は黒字化への最短ルートとなることも多いため、特に経営の重要指標として注視すべきポイントになります。
赤字経営が続くとどのようなリスクがある?
赤字経営が常態化すると、金融機関からの信用が著しく低下し、融資が受けにくい状況に陥ります。
また、不自然な赤字が続けば税務署の調査対象の可能性も高まることもあり、さらに資金繰りが悪化すれば、最悪の場合は倒産するリスクが高くなるのです。
これらの深刻なリスクを避けるため早期に黒字化を目指し、傷口が深くなる前に、キークレアのような専門家へご相談いただくことを強くお勧めいたします。
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キークレアグループ一丸となって支援いたします!
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赤字を黒字にする方法
赤字から脱却するための具体的な方法として、以下の4つのステップが有効です。
- 自社の現状を把握
- 経費削減に取り組む
- 在庫管理や仕入れ方法を見直す
- 外部委託を検討する
それぞれの取り組みについて深堀りして解説します。
①自社の現状を把握する
赤字の原因は企業により異なるため、他社の成功事例がそのまま自社に当てはまるとは限りません。そのため、まずは客観的なデータに基づき、改善すべき部分を明確にするため自社の現状を把握することが黒字化への第一歩となります。
キークレアでは、詳細な財務分析を通じて、決算書の数字の裏に隠された根本的な経営課題を浮き彫りにするサポートを行っています。正しい現状認識なくして、効果的な対策は打てません。
②経費削減に取り組む
現状が把握できたら、無駄な経費を洗い出し、削減できる部分はないか徹底的に検討します。収益に貢献できていない支払いをできるだけカットすることが基本です。具体的な経費削減の例を挙げます。
- 広告宣伝費の削減(費用対効果の検証)
- 事務用品費の削減(ペーパーレス化など)
- 交通費・通信費の削減(プランの見直し)
- 水道光熱費の削減
ただし、闇雲なコストカットは従業員のモチベーション低下やサービスの質を落とすといったマイナスの影響が出ることもあります。これらを考慮しバランスの取れた経費カットを行わなければいけません。
③在庫管理や仕入れ方法を見直す
過剰な在庫を抱えることは、企業の資金繰りを大きく圧迫する要因となります。過去の販売データや市場の動向を分析し計画的に実施することが重要です。
ただし、単にコストを下げるために安価な仕入れ先へ変更しても、品質が低下し、売上減少を呼び込む赤字拡大のリスクになるため、注意してください。
また、属人的なミスを防ぐため、適切な在庫管理の業務マニュアル作成も有効です。キークレアにご相談いただいたお客様でも、在庫回転率を適正に見直すことで資金繰りが劇的に改善したケースが多数存在します。
④外部委託を検討する
すべての業務を自社内で抱え込む必要はありません。専門性が求められる業務や定型業務など、必要な部分だけ外注すれば余計な人材育成費をかけず、低コストで成果が得られる可能性があります。
特に経理などのバックオフィス業務を思い切って外部委託することで、経営陣や社員は売上に直結するコア業務に集中できるようになり、結果として業績向上に繋がります。
赤字から黒字化を実現するには計画書の策定が重要
自社の分析で赤字の原因が判明したら、行き当たりばったりの対応ではなく、しっかりと中期経営計画を立てて赤字脱却の策を考えることが不可欠です。
中期経営計画とは、企業が数年後に目指すべき理想の姿と、そこに至るための具体的な道筋や戦略を示した経営の設計図のことです。キークレア財務コンサルティングでは、この計画策定から実行までを強力にバックアップしています。
5年後の中期経営計画達成のための事業計画とは中期経営計画を作成するメリット
計画を作成することで、社内の進むべき目標や経営課題が明確になるという大きなメリットがあります。
また、現状と長期経営計画との乖離があれば課題改善に役立つだけでなく、定期的に軌道修正を行うための羅針盤としての役割も果たします。明確なビジョンと数値目標を共有することは、従業員の士気やモチベーション向上にも直接的に繋がります。
中期経営計画作成の流れ
計画作成は一般的に以下の流れで進めます。
- 自社の現状を把握
- 3~5年後の目標を設定
- 問題の認識
- 数値目標の設定
- 行動計画の作成
しかし、自社だけで実効性のある計画を立てるのは難しいため、財務のプロである専門家への相談がおすすめです。国が推奨するバリューアップ支援事業(旧:早期経営改善計画)の策定なども有効な選択肢となります。
赤字から黒字化への転換を実現するために、経営計画・財務分析に強いキークレアにご相談ください
赤字脱却には、正確な現状把握と実効性のある計画が不可欠です。キークレアは国から認定を受けた「認定経営革新等支援機関」として、精緻な財務分析から中期経営計画の策定、そして実行支援までワンストップでサポートいたします。
また、「中小企業活性化協議会」を通じたバリューアップ支援事業の策定支援(補助上限25万円(モニタリング2回付き))も行なっており、同補助金制度もご活用いただけます。経営の立て直しはスピードが命です。一人で悩まず、まずはキークレアの無料相談をお気軽にご活用ください。一緒に黒字化への道を歩みましょう。