早期経営改善計画(ポスコロ)とは?利用する際の流れを分かりやすく解説
目次
資金繰りや売上減少にお悩みではありませんか?「早期経営改善計画」は、補助金を活用して経営を見直すことができる国の制度で、「バリューアップ支援事業(Vアップ事業)」とも呼ばれています。
本記事では、この制度を利用する流れやメリットについて分かりやすく解説します。
早期経営改善計画策定支援事業とは?
この事業は、資金繰り管理や採算管理の基本的な内容を含む経営改善計画を、認定経営革新等支援機関(専門家)と共に作る際、費用の一部を国が負担する制度です。
通称「バリューアップ支援事業(Vアップ事業)」とも呼ばれます。
通常の「経営改善計画策定支援事業」との違いは、より早期の段階で、条件変更(リスケジュール)等の金融支援を必要としない事業者が対象である点です。
簡易な計画で済むため、利用のハードルが低いのが特徴です。
経営改善で活用できる補助金とは?2つの支援制度を分かりやすく解説どんな事業者におすすめ?
- ここのところ、資金繰りが不安定だと感じる
- 理由は不明だが売上げが減少している
- 自社の状況を客観的に把握したい
- 専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
- 経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
早期経営改善計画を利用する流れ
制度を利用する際の具体的なステップを見ていきましょう。全体像は上図の通りです。
①相談・事前相談書の受け取り
まずはメインバンク等の取引金融機関へ「早期経営改善計画を作りたい」と相談します。(認定経営革新等支援機関に事前に相談してからメインバンクへ相談していただくほうがスムーズです。)
事前に相談した証として、金融機関から「事前相談書」を受け取ってください。この書類は、自分で作成して持参し、金融機関に押印をもらうことも可能です。
②連名で利用申込み
認定経営革新等支援機関(税理士等の専門家)と連名で、「利用申請書」を各都道府県の中小企業活性化協議会へ提出します。
この際、先ほど入手した「事前相談書」やその他資料(履歴事項全部証明書、認定経営革新等支援機関証明等)もあわせて提出し、協議会が内容確認を行い、問題がなければ専門家に通知が届き、正式にスタートとなります。
③計画策定の支援
支援機関の支援を受けながら「早期経営改善計画」を策定します 。
- ビジネスモデル俯瞰図
- 資金実績・計画表
- 損益計画
- アクションプラン
原則としてこれらを作成し、自社の課題と今後の行動を明確にします。
④計画提出・受取書の受け取り
完成した早期経営改善計画を金融機関へ提出します。
その際、確実に提出した証拠として、金融機関から「受取書(早期経営改善計画を提出したことを確認できる書面)」を必ず受け取ってください。
⑤費用の1/3を負担
申請者は、計画策定費用の3分の1を認定経営革新等支援機関へ支払います。
その後、支援機関と連名で「支払申請書」を作成し、④で入手した「受取書」などを添えて中小企業活性化協議会へ提出します。
⑥費用の2/3を支援
中小企業活性化協議会が計画や申請書を確認し、適切であれば費用の3分の2(上限25万円※モニタリング費含む)が国から支援機関へ支払われます。
事業者様の負担は実質3分の1で済みます。
⑦モニタリング
計画策定から最初の決算時(計画0年目)と2回目の決算時(計画1年目)に「モニタリング」を2回行います。
計画通りに進んでいるか支援機関が確認し、計画と実績に乖離がある場合は改善のアドバイスを行います。その後、支援機関がモニタリング報告書を協議会へ提出すると、モニタリング費用の3分の2が支援機関に支払われます。
なお、補助の上限は策定とモニタリングを合算して25万円です。
認定支援機関とは?選び方のポイント
早期経営改善計画の利用申請は、認定経営革新等支援機関と連名で行う必要があります。これは国が認定した、税務・金融等の専門知識を持つ支援機関のことです。
選び方のポイント
- 早期経営改善計画策定支援の経験があるか
- 客観的で専門的な助言ができるか
- 経営者の話を聞く姿勢があるか
- 事前に費用の説明がきちんとなされるか
これらを基準に選ぶと安心です。
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- 早期経営改善計画の策定支援
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よくあるご質問
早期経営改善計画の対象となるのはどのような事業者ですか?
対象となる事業者
中小企業・小規模事業者で、以下3つを満たすことが条件です。
- 条件変更などの金融支援を必要としていないこと
- これまでに経営改善計画を策定したことがないこと
- 過去にこの制度を活用したことがないこと
対象外となる事業者
社会福祉法人、特定非営利活動法人、一般社団・財団法人、農事組合法人、学校法人、LLP等は対象外です。
早期経営改善計画の利用申請時に必要な書類を教えて下さい。
申請には「記入書類」と「添付書類」が必要です。中小企業庁サイトからダウンロード可能ですが、支援機関がご案内します。
| 記入書類 |
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|---|---|
| 添付書類 |
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早期経営改善計画にひな形やサンプルはありますか?
中小企業庁や金融機関のサイトでひな形やサンプルが公開されており、自作も可能です。しかし、実効性の高い計画を作るには専門的な視点が不可欠です。
本質的な改善を目指すなら、ぜひ支援機関(税理士)へご相談ください。
取引金融機関が複数ある場合、どの金融機関へ事前相談に行けば良いですか?
すべての取引行へ行く必要はありません。既に付き合いのあるメインバンクに相談してください。
計画の提出先は、事前相談書を受け取った金融機関、または連名で申請する金融機関となります。
利用申請の際、申請者本人が申請書を持参して提出しなければなりませんか?
中小企業活性化協議会への提出は郵送対応が必須です。
また、後日電話等で「本事業の利用」や「費用負担」について意思確認が行われますのでご留意ください。
早期経営改善計画のサポートは、認定支援機関であるキークレア税理士法人にご相談下さい。
早期経営改善計画の活用は、中小企業や小規模事業者様の経営改善に大きく役立ちます。認定経営革新等支援機関のアドバイスを受けながら、着実に申請を進めることが成功の鍵です。
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